7月19日のルネック土曜定期サロンは「歌曲の夕べ」〜ベートーヴェンとなつかしい日本の歌〜でした。お話と歌でつづられたベートーヴェン、中でも「ピアノソナタOp.10」の3曲を献呈したブラウに夫人の死を悼み「自然における神の栄光」という曲が作られたエピソードは新鮮でした。ほかに「モルモット」「やさしき愛」「のみのうた」、二重唱で第九の「喜びの歌」などが原語(ドイツ語)でソプラノとテノールで歌われました。又、それとは対照的に古きよき時代の日本の歌「荒城の月」「月の砂漠」「やしの実」「かやの木山」「うぬぼれ鏡」などが歌われると会場はなつかしさにつつまれて一つに解け合いました。
コーヒーブレイクの後の[うたいましょうコーナ ー]では会場いっぱいのお客様が声をそろえて『海のうた』ばかりを5曲ほどを歌いました。私の方にもよく声が聞こえてきたので私もいっしょにおもいきり音を響かせることができました。「砂山」「出船の港」「浜辺の歌」「初恋」「ここは瀬戸内」と続き最後に「故郷」を全員で合唱したときには、あらためて日本語の美しさを堪能。また、歌われている日本の浜辺や山の自然の美しさを思わずまぶたに思い描いてしまいました。
8月は夏休みとさせていただきます。海や山で深呼吸をしてリフレッシュしてください。次回9月20日には今回のお話に出た「ピアノソナタ第5番・ハ短調」と世界的なゲストをお迎えしてなつかしいアコーディオンの演奏が聴ける予定です。ベートーヴェンとのコントラストが意外な効果を醸し出すこのサロンコンサート、またまた、た・の・し・み・・・。 |